食器の取り扱いについて

Maintenance
食器全般のメンテナンス情報
洗浄について
食器の洗浄とすすぎが十分なら、消毒は必要ないといわれるほど洗浄は最も大切な作業です。
残菜や付着物を落とす
残菜は長時間放置せず、できるだけ早く落としてください。
温湯に浸す
30〜40℃の温湯に約20分位、食器に浸しておくと、付着物が落ちやすくなります。
洗浄する
機械洗浄の場合は0.5~1%の中性洗剤を用いた40~50℃の温湯が適当です。
手洗いの場合は軟らかいスポンジやウレタンで洗ってください。みがき粉、タワシ、スチールウールなどでこするとキズがつき、汚れの原因になります。
すすぎ
洗剤のついた食器を温湯または水で十分にすすいでください。
消毒について
消毒保管庫を使用する場合は温度と時間に注意してください。
熱風消毒
プラスチック製食器に適しています。90℃以下で30分間が適当とされております。
温度が高すぎたり、時間が長すぎると食器の寿命を短くします。消毒庫の中の温度にはバラツキがある場合があります。
温度計の表示温度と実際の庫内の局部的な温度との間に、かなりの差がありますのでご注意下さい。
蒸気消毒
メラミン食器に蒸気を直接吹きつける消毒は、ヒビ割れや退色を起こしますから避けてください。
熱湯消毒
同じ100℃の温度でも熱湯と温風では熱ボリュームが異なりますので、時間は短くし約3分位が適当です。
長すぎるとヒビ割れや退色を起こします。
漂白について
食器の使用回数、食物の種類によって異なりますが、長期間使用していると汚れてきますので、汚染防止のため定期的に漂白処理を行ってください。
洗浄で落ちない汚れ(茶しぶ、デンプン等)
汚れ防止のため2週間に1回位定期的に漂白処理をしてください。
漂白剤はプラスチック食器に適した酸素系漂白剤を使用してください。
漂白剤の使用濃度、温度、時間は指示どおりに調整してください。
漂白後は食器をきれいにすすぎ、乾燥してください。
Warning
樹脂ごとによる取り扱い注意
メラミン樹脂(略号MF)
食器の洗浄とすすぎが十分なら、消毒は必要ないといわれるほど洗浄は最も大切な作業です。
メラミン樹脂(略号MF)
特徴(電子レンジには使用しないでください。)
  • 比重約1.5 耐熱温度120℃
  • プラスチック食器主流で、さまざまな絵付けが可能。
  • 各種プラスチックの中では最も硬度が高く、キズや汚れが付きにくい。
  • 熱伝導率が低く、保温性にも優れ、手や唇にも熱くありません。
  • ステンレスなどの金属に強くふれると、落ちにくい汚れが付くことがあります。(メタルマーク)
FRP樹脂(略号UP)
特徴(電子レンジには使用可能。)
  • 比重1.65〜2.2 耐熱温度180℃
  • 不飽和ポリエステルとガラス繊維の複合樹脂で、耐衝撃性に優れています。
  • 成形品の形状によりガラス繊維の長さが異なります。トレイ(長)食器(短)
  • 使用始めのとき、熱により多少樹脂の臭いがありますが、120℃の消毒保管庫で、2〜3時間、室内の換気をよくして加熱してください。臭いはなくなります。臭いは問題ありません。
ポリプロピレン樹脂(略号PP)
特徴
  • 比重0.9 耐熱温度120℃
  • プラスチック食器の中では最も軽く、耐薬品性が高い。
  • 材質は軟らかく、キズがつきやすい。
  • 汚れをそのままにしておくと、樹脂の内部に汚れが浸透する特性がありますので注意してください。
ポリカーボネート樹脂(略号PC)
特徴
  • 比重1.2 耐熱温度120℃
  • 透明感にすぐれており、耐衝撃性にも優れています。
  • 蒸気には弱いのでご注意ください。(加水分解)
シクロオレフィンポリマー樹脂(略号COP)
特徴
  • 比重1.02 耐熱温度120℃
  • 環境ホルモンの疑いがある物質を含みません。
  • PCに比べ加水分解はなくなりますが、丈夫さには及びません。
  • 油分、柑橘系の皮を使用したときは、早く十分に洗浄してください。
ABS樹脂(略号COP)
特徴(電子レンジには使用しないでください。)
  • 比重1.05 耐熱温度60〜75℃
  • 主に漆器の素地に使われます。
  • 熱に弱いので、消毒保管庫は使用しないでください。
  • 塗物はキズがつき易いので取扱いには注意してください。
ポリアミド樹脂(略号PA)
特徴
  • 比重1.5 耐熱温度200℃
  • ポリアミド(ナイロン)樹脂をガラス繊維で強化してあります。
  • 硬さ、耐熱性、耐薬品に優れています。
  • 給水性は他の樹脂に比べて高いので、早めに洗浄してください
耐熱ABS樹脂
特徴
  • 比重1.07 耐熱温度80℃〜100℃(グレードにより異なります)
  • モアホット漆器などに使用しております。
  • ABS樹脂より耐熱性に優れ漆器の風合いはそのままです。
  • 塗物ですのでキズがつき易いのでご注意ください。